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グロジャン「今年も表彰台でフィニッシュしたい」

2013年06月07日(金)12:56 pm

ロータスのロメ・グロジャンが、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されるF1第7戦カナダGP(6月9日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:モナコはいろいろな出来事があった週末でしたね…。今振り返っての気持ちは?

グロジャン:確かに浮き沈みが激しかったね。クルマのペースを考えれば、もっといい結果が出せたはずだ。モナコでバリアに接触したいと思う者はいない。速く走るのと速すぎるのとは紙一重なんだ。自分で思い知ったように、ミスできる余地は本当にほんのわずかしかない。

グロジャン:良かった点は、週末の間にクルマを大幅に改善して、予測しやすい状態にできたことだ。それにすごく助けられたよ。トップ3になれるペースがあったのに、残念ながら予選で望んだ順位が取れなかった。モナコでそれを取り戻すのは、ほとんど不可能に近いんだ。ダニエル(リチャルド/トロ・ロッソ)に不意を突かれて、モントリオールでは10グリッド降格というかなり厳しいペナルティーを科される。でも、何とかして順位を取り戻すのに一番いい戦略を考え出すよ。

Q:モナコでは週末にスタッフが果たした仕事の分、一杯ごちそうすると言っていましたが、そうする機会はありましたか?

グロジャン:まだなんだ。でも、今年中にスペシャルディナーをごちそうするよ。それまでに何かお祝いする結果が出せるといいね。

Q:去年はモントリオールで7位から2位になりましたね。2013年も同じような走りができるでしょうか?

グロジャン:そうだね、去年はこのレースで素晴らしい結果を出した。もちろん、もう1度最高の結果が出せるように頑張るよ。ペナルティーで少し難しくなったのは確かだけれど、それを目指して最善を尽くす。

Q:2012年に初めてモントリオールでレースしたわけですが、コースはもうマスターしましたか?

グロジャン:面白いコースだよ。マスターするのは簡単じゃない。でもよく言うように、いい結果を出したらそのコースが好きになるんだ! もちろん今年も表彰台でフィニッシュしたいよ。そうなれば記録をさらに続けたくなるよね。街も最高だ。フランス語が通じるし、活気があって、素晴らしいレストランもある。みんな心から歓迎してくれるよ。

Q:ほかの方法でこのサーキットを走ったことは?

グロジャン:Xboxで一番好きなサーキットなのは確かだよ。でも家のソファに座っているより、実際はずっとバンピーだけどね!

Q:公道コースが好きですね。モナコでも速かった。ジル・ビルヌーブ・サーキットでも同じようなペースを期待していいですか?

グロジャン:壁に近づいたときの感覚が楽しいんだ。まあ、今年モナコで味わったように、壁に近づきすぎたときの感覚は楽しめないけどね! モントリオールはモナコとは違う。長いストレートやフルブレーキングが何か所かある。過去にあったように、路面も難題だ。今年はグリップレベルがどうなるか、興味深いね。そしてモントリオールの天気だ。何度も目にしたように相当変わりやすい。きっとやりがいのあるワクワクするようなグランプリになるよ。

Q:ヨーロッパでのレースが続く中で長距離の移動になりますが、カナダGPには特別な課題がありますか?

グロジャン:時差ぼけ対策として、少し早めに行くようにしている。時差ぼけを解消してしっかり睡眠を取ることが、正しいマシンセットアップを見つけるのと同じくらい難しいこともあるんだよ! たっぷり運動して、ちゃんとした時間にしっかり眠れるといいんだけど!

Q:ここまで浮き沈みのあるシーズンですね。自分ではどう評価していますか?

グロジャン:結果だけ見ると望んでいたほどいいものにはなっていない。でもモナコを除けば、これまでの自分のパフォーマンスには満足しているよ。常にベストを尽くしてきたし、ペースもいい。毎回クルマを進歩させることができた。とにかく最善を尽くし続けることだね。それでどんな結果になるかだ。

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