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ウィリアムズ「カナダGPはアドレナリンが吹き出してくる」/F1カナダGPプレビューまとめ

2013年06月05日(水)11:38 am

ウィリアムズのパストール・マルドナードが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1第7戦カナダGP(6月9日決勝)に向けて意気込みを語った。

パストール・マルドナード

「モントリオールは間違いなく非常に難しいサーキットのひとつだ。特に、土砂降りの雨となったときはものすごく大変だよ。もちろん、そのためにピットストップやタイヤの戦略も変えなくてはならなくなる。それに、ところどころ池みたいになってしまうところがあるから、コース上でもいっそう難しくなってしまう。これまでレース中にセーフティカーが導入された確率も高いし、それによってもレース戦略に影響が出てくるよ」

「サーキット自体も、金曜日にセッションが開始されるころはかなり汚れている。1年に1回使われるだけだしね。土曜日の予選までに走行を重ねることでラバーが乗って、もっとグリップが出てくるのを待たなくてはならないんだ。時間がたつにつれてコンディションが大きく変わってくるサーキットで走るのは面白いよ」

「それにレイアウトはちょっと市街地コースみたいだし、アドレナリンが吹き出してくるんだ。街全体がレースのある週末はずっと活気に満ちていて、雰囲気も1年を通じて最高のレベルだね。だから、カナダを訪れるのが大好きだよ」

バルテリ・ボッタス

「モントリオールで走るのは今回が初めてだし、挑戦するのが楽しみだよ。ある意味、前戦のモナコ(第6戦)に似ているところがある。多くのコーナーがあって、ウォールにすごく接近するストレートがあるストリート・サーキットだからね」

「だから、すぐにクルマの限界を見極め、それほどのリスクを負わないで、可能な限りサーキットをうまく使うことが課題になる。特に、チャンピオンの壁と呼ばれる最終コーナーが楽しみなんだ。すごく象徴的だよね」

「このサーキットで走るのは初めてだから、金曜日の午前中は正しいクルマのセットアップを見つけることが重要になる。長いストレートがあるから、低速のシケインからの立ち上がりにはいい加速力があることが求められる。それにストレートでのスピードも必要だ。特に、レースではね。もしライバルたちよりもストレートでのスピードが速ければ、順位を守ることや追い抜きをすることがより簡単にできて、レースも楽になるだろうね。だから、ダウンフォースと空気抵抗の間で、いい妥協点を見つけることが必要だ」

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