メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1第7戦カナダGP(6月9日決勝)に向けて意気込みを語った。
ニコ・ロズベルグ
「カナダGPは、いつ来ても素晴らしいイベントだ。モントリオールのファンがすごく熱狂的なおかげだね。街全体からレースへの愛があふれている。週末の浮遊感といったら素晴らしいのひとことだ。モントリオールではほんとうに多くの声援を受けるんだよ。それが実にうれしい」
「サーキット自体もF1カレンダーでお気に入りに数えられる。挑戦しがいのあるコースだ。すごく運転が難しいレイアウトだよね。長い直線では低ダウンフォースが求められるし、タイヤにもきつい」
「モナコはチームにとって素晴らしい週末だった。勝利をあげることができて、僕はとても誇らしいよ。その勢いをカナダにつなげたいところだ。また力強いパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くす」
ルイス・ハミルトン
「ジル・ビルヌーブ・サーキットは僕にとってお気に入りのコースなんだ。幸運にも、昨年を含め僕のF1キャリアで3回優勝を遂げたコースだからね。モントリオールの週末はいつ来ても素晴らしい。街もサーキットも楽しい雰囲気に包まれる」
「コース自体もすごく特別だよ。とても高速で、運転していてワクワクする。遅いブレーキングがすごく効果的なレイアウトなのは間違いない。縁石にガンガン乗り上げるモナコではそれなりのセッティングが必要だけど、その点ここもモナコと大差ないんだ。きっとモントリオールでもかなり行けるはずだよ」
「もっとも、僕らにとってはタイヤの使い方が大きな課題だけどね。モナコでニコ(ロズベルグ)が優勝したおかげで、今のチームにはいいムードが漂っている。今シーズンもっともっと勝てるよう、一生懸命がんばっているところだよ」