フェラーリ、決勝でもペース上がらず／F1モナコGP日曜まとめ
モンテカルロ市街地コースで行われたF1第6戦モナコGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは7位、フェリペ・マッサは28周でリタイアに終わった。
【結果】F1第6戦モナコGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■フェルナンド・アロンソ（7位）
「残念ながら、今日はいつものように決勝でいいペースを保つことができなかった。僕は昨日競争力がなかったことで悲観的になったりはしていなかったんだ。これまでは、決勝では常に改善されてきていたからね。でも今日はそうはならなかった」
「以前バーレーンで起こったように、加速力が不足していたためだと思う。週末全体を通じて難しかったけれど、こういう形のレースになってしまった。予選で何も失うものがない中団グループのドライバーたちの中に埋もれてしまったしね」
「もしシケインをカットしていなければ、ペレス（セルジオ・ペレス／マクラーレン）との接触を避けられなかっただろうし、ロウズ・ヘアピンではスーティル（エイドリアン・スーティル／フォース・インディア）とも同じことが起こったよ」
「セルジオのやったことについては、あまり言うべきことはないね。彼のアプローチは僕自身が2008年と2009年にやったことを思い出したよ。タイトル争いをしていなければ、もっとリスクも負えるけれど、今日の僕にはレースを完走して可能な限りポイントを持ち帰ることが重要だったからね。それによってキミ（ライコネン／ロータス）との差を少しだけ詰められたし、ベッテルとの差は少し開いてしまったけれど、遅かれ早かれ、また彼との差を縮めるチャンスが来ることも分かっている」
「今日の結果が次のカナダのレース（6月9日決勝）に影響することはないよ。モナコは独特なコースだと考えるべきだし、異なったセットアップやほとんど追い抜きが不可能なところだけに、いつもとは違う戦略が必要になるところだからね。まだ改善するためにやるべきことがたくさんあるのは分かっているけれど、自信を持って前を向いてゆくよ」
■フェリペ・マッサ（リタイア）
「今日の僕のレースは28周目のサン・デボーテ（第1コーナー）でのクラッシュで終わってしまった。昨日の午前中に行われたフリー走行3回目とまったく同じようにね。念のために病院へ連れていかれてチェックを受けたけど、幸いすべてが正常だったよ。僕は大丈夫だし、首に軽い痛みがあるけど、大したことはないよ」
「これから、モントリオール（カナダGP／6月9日決勝）に向けて100パーセントの状態に体調を整えてゆくよ。このひどかった週末のことは忘れて、今シーズンの残りをうまくやりたいと願うだけさ」
【写真】F1モナコGPの美女たち（全15枚）
【写真】F1モナコGP日曜日（2013年5月26日）
