NEXT...F1開催スケジュール

F1モナコGP優勝のメルセデスAMGに抗議

2013年05月27日(月)1:25 am

F1第6戦モナコGPはメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが優勝したが、レース前にレッドブルとフェラーリが出した抗議によって雲行きが怪しくなっている。

メルセデスAMGは、第5戦F1スペインGP後に3日間ピレリタイヤのテストを行い、レッドブルとフェラーリはそれがルールに抵触すると主張している。

「腹立たしいのは、秘密裏に行われたことだ」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは非難している。

FIAは、モナコGP直後に関係者を呼び集めて審議を行っている。

ピレリはシーズン中にテストする権利があるものの、チームに対してはシーズン中テストが禁止されており、この矛盾する状況が生んだF1ならではの政治的な対立と言える。

メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、テスト前にFIAに確認したところ「認められた」と主張している。

これに対してホーナーはこう反論する。「(メルセデスAMGは)現在のマシンと現在のドライバー、現在のタイヤを走らせた。これは明らかにスポーティング・レギュレーション違反だ」

フェラーリの広報担当も、ピレリはテストが認められているものの、2年落ちのマシンでなければならないはずだと主張している。

「根本的な問題は、いつのマシンかということだ」と広報担当は話した。「なぜなら、現在のマシンを使えば、それは違反と言えるからだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック