モンテカルロ市街地コースで行われたF1第6戦モナコGP、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは11位、エステバン・グティエレスは13位だった。
【結果】F1第6戦モナコGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■ニコ・ヒュルケンベルグ(11位)
「今日は奇跡を期待することはできなかった。昨日もトップ10に入れなかったからね。とにかく今日は、レースを通してスピードが足りなかったよ」
「ほかのドライバーと違って、(赤旗中断後の)再スタートでソフトタイヤにした。最初は良かったんだ。でも、もう1度セーフティカーが入ったあと、タイヤがもう元の状態に戻らなかった。特にリアの性能低下がひどかったね。クルマから降りたら、(タイヤ内部の)スチール・ベルトが見えたよ。だからペースがもう良くならないのも当然だよね。1ポイントは僕たちのものだったかもしれないのに、残念だよ」
■エステバン・グティエレス(13位)
「かすり傷もクラッシュもなしで走り切るのはすごく大変な仕事だった。最初のセーフティカーで戦略がだめになって、結局その状況の中でベストを尽くすしかなかったんだ。ポイント獲得は期待できなかったけれど、順位を上げるためにあらゆる機会でベストを尽くしたよ。でも同時に、限界を超えないようにして完走することも大事だった」
「再スタートはうまくできて、バトルもできた。でも改善すべき点を1つ上げれば、順位を勝ち取るのに必要なトップスピードだね。前にウィリアムズ、後ろにロータスという状況はきつかった。もう1つ、予選中に変化するコンディションに対処できるよう、僕自身が努力する必要があるね」
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