メルセデスAMG、ロズベルグが今季初優勝／F1モナコGP日曜まとめ
モンテカルロ市街地コースで行われたF1第6戦モナコGP、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが優勝、ルイス・ハミルトンは4位だった。
【結果】F1第6戦モナコGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■ニコ・ロズベルグ（優勝）
「モナコで優勝するのは特別なことだし、今日はものすごくいい気分だよ。このレースで勝つことは子供のころからの夢だった。これまで僕が育ってきた街で、シルバーアローでそれができたのは素晴らしいことだ。まだ本当のことだとは信じられない気持ちだよ。実感がわくまでにはまだしばらくかかるんじゃないかな」
「今週末のクルマを用意してくれたチームに感謝したい。ポールポジションを獲得したパフォーマンスのレベルを日曜日にも発揮できてよかった。予選は天候のコンディションによって厳しかったけれど、週末全体がかなり計画どおりに進んだよ」
「今日のスタートはあまりよくなかったんだ。ルイス（ハミルトン／チームメート）とセブ（セバスチャン・ベッテル／レッドブルの愛称）にかなり接近された。でも第1コーナーを過ぎたら、自分のペースで走ることができた」
「その後はいろんな出来事に対しても冷静さを保つように努めたし、チームも素晴らしい仕事をして、何が起こっているのか常に知らせてくれていた。今日ここにいるみんなに、そしてブラックリーとブリックスワースにいるみんなにお礼を言いたい。今日の勝利が、この先多くの勝利のスタートになることを期待しているよ」
■ルイス・ハミルトン（4位）
「チームにとっては素晴らしい週末になった。みんなのことを考えても、本当にうれしく思う。ニコには本当におめでとうと言いたい。彼は今週末ずっと素晴らしかったし、本当に優勝に値するよ」
「僕のほうは、今週末は最高というわけにはいかなかった。チャンスを生かして1-2フィニッシュを決めることができなかった。セーフティカーが出たとき、差を保っておく必要があったから、ダブルピットストップをして遅らせたくなかったんだ。でも残念ながら、差が大きすぎて2台のレッドブルに前に行かれてしまった。それが自動車レースだし、こういうこともときどき起こるものだよ」
「ここは世界でももっとも狭いサーキットだし、前のクルマよりもかなり速くない限り、事実上追い抜きは不可能なんだ。だから、もう僕には順位を上げるためにできることはなかったよ。でも、今季の初優勝が達成できたからチームにとっては素晴らしいことだ。ここで発揮できたパフォーマンスをモントリオール（カナダGP／6月9日決勝）にもつなげてゆけることを期待している」
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【写真】F1モナコGP日曜日（2013年5月26日）
