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ケーターハム「クレイジーなレースだった」/F1モナコGP日曜まとめ

2013年05月27日(月)10:03 am

モンテカルロ市街地コースで行われたF1第6戦モナコGP、ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは15位、シャルル・ピックは7周でリタイアした。

【結果】F1第6戦モナコGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(15位)
「ちょっとクレイジーなレースだったね! 15番手からいいスタートができた。でもそのあとマルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)にぶつけられてフロアを傷め、新しいノーズをつけるために1周でピットに戻らなければならなかったんだ。22位で戻った時には、いいペースで集団にまた追いついていけたけれど、自分のレースはもう終わったも同然だった。特に10周目にはKERSもダメになったんだ」

「KERSはリセットできたけれど、その後はモナコでおなじみの状況になった。その後、マッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)のクラッシュでセーフティカーが出たときに、周回遅れの1周を取り戻せて、また戦いに戻れた。クルマの中では、これ以上の不運はないという気分だったよ」

「でも45周目に、チルトン(マックス・チルトン/マルシャ)、ビアンキ(ジュール・ビアンキ/マルシャ)、マルドナードの後ろにいて、あの事故が起きたんだ。何が起きたのかちゃんと見たわけじゃない。でも、赤旗のおかげで、またやり直すチャンスが来た。今度は18番手からね」

「残り28周は、ソフトタイヤで再スタートした。チルトンがドライブスルー・ペナルティーを受けて以降、17番手を守っていた。それから2度目のセーフティカーが出て、前の数台がピットインして14位になった。僕はボッタス(バルテリ・ボッタス/ウィリアムズ)の後ろ、グティエレス(エステバン・グティエレス/ザウバー)の前だった。ところが残念ながら、13周したところでタイヤがだめになってしまったんだ。すぐ後ろにチルトンがいたけれど、あの状態のタイヤでは抑えることができなくて、15位フィニッシュになった」

「レース序盤を思えば、最後にあの順位にいられただけで、かなり良かったと言えるけれど、土曜日があんなに良かっただけに、当然望んでいた結果じゃないよ。でも、また1つレースを終えて、さらに学ぶことができた。全体としては、かなりいい週末になったよ」

■シャルル・ピック(リタイア)
「あんなに早くレースが終わってしまって、当然がっかりしているよ。特に、すごくいいスタートを決めて、15位で走っていたからね。グティエレス(エステバン・グティエレス/ザウバー)の前、ディ・レスタ(ポール・ディ・レスタ/フォース・インディア)のすぐ後ろで同じペースで走れていたのに、止まらなければならなかった。リタイアの原因は、ギアボックスの問題だったみたいだ。オーバーヒートした排気管から火が出た」

「クルマの中で感じたより、見た目はずっとドラマチックだったよね。問題があると感じて、コース脇に止めようとしていたんだ。クルマが止まったとたん、すごい煙が出たけれど、すぐに消し止められた。マーシャルは素晴らしい仕事をして、セーフティカーを出さずに片付けてくれたよ」

「言ったように、あの時まではいい週末になっていたから、残念だよ。決勝でクルマの感触は最高だった。ロングランでタイヤの性能低下レベルも良かったから、1回ストップを目指していたんだ。それができれば、中団争いに入れたのにね」

「だけど、次はカナダ(6月9日決勝)だ。あのサーキットでも、クルマのペースが進歩し続けていることをまた示せると思う。もう少し運があれば、もっといい週末にできると思うよ」

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