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F1モナコGP、優勝本命は?

2013年05月26日(日)6:56 am

道が狭く追い抜きが難しいために予選が明暗を分けるF1モナコGP。最前列を獲得したメルセデスAMGが優勝候補と目されている。

【写真】F1モナコGP土曜日(全30枚)

グランプリ初日の木曜フリー走行でトップに立ったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、F1バーレーンGPから2戦連続でポールポジションを取り続け、モナコGPに臨んでいる。

しかしレースとなると、メルセデスAMGのクルマはピレリのタイヤをうまく使いこなせず順位を落とし、ロズベルグだけでなく、チームメートのルイス・ハミルトンも今季一度も優勝していない。

「バルセロナ(スペインGP)ではレースで70秒も遅れてしまって本当に最悪だった、それをたった2週間で何とかするのは難しい」と、ロズベルグは23日(木)に語っていた。

しかし、抜けないモンテカルロでのレースでは、状況が変わってくる。メルセデスAMGの首脳ニキ・ラウダはブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に「われわれが進歩していることは否定しない」と話し、こう続けた。

「まだやるべきことは多くあるが、いい方向に進んでいると感じさせる兆しはある」

フェリペ・マッサ(フェラーリ)は『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に「予選でメルセデスAMGに勝つのは難しいだろう。ロズベルグのロングランも見たけれど、とても速かった。タイヤの劣化もそれほどひどくなかった」と話している。

ドライバーズランキング暫定首位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)も、予選で雨が降ることを願うと『Bild(ビルト)』に話し、路面が乾いた状況ではメルセデスAMGに勝つのは難しいと考えていた。

「そう(雨)でもないと、予選1列目に入るのは難しいだろうね。メルセデスAMGはすごく、ものすごく強いよ」

ベッテルの願い通りモナコGP予選序盤は雨に見舞われたが、Q1終了前に路面が乾き始め、Q2終盤からドライタイヤでのタイムアタックが行われた。結局、ベッテルは3番手となり、予選1番手はロズベルグ、2番手にハミルトンが入り、モナコGPのフロントローをメルセデスAMGが独占した。

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