キミ・ライコネン(ロータス)は、F1モナコGP特別仕様のヘルメットを用意し、上部に入れた元F1ドライバーのジェームズ・ハントのロゴを隠して残りの週末を過ごすだろう、と『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』が伝えた。
1976年のF1ワールドチャンピオンであるハントの名前はライコネンのオンボード映像にはっきりと映されていたが、これに対してF1ボスのバーニー・エクレストンが24日(金)に苦言を呈したのだ。エクレストンは、ライコネンがつけたハントのロゴはF1の広告ルールに反していると指摘した。
ロータスは、ライコネンがハントを記念するロゴをヘルメットに入れたのは、2013年がハントのF1デビューから40周年に当たるためだと説明している。
ハントの家族から許可を受けたロゴについて、ライコネンは「僕が一番好きな時代のF1で代表するものをハントの家族が気に入ってくれて良かったよ」と話している。