ウィリアムズが、2013年シーズンのクルマが抱える問題を解決するため、昨シーズンのパーツを使用していることが明らかになった。ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト )』は、ウィリアムズが昨シーズンのクルマで使用していたフロアと排気を第5戦F1スペインGP(5月12日決勝)からすでに使用し始めたと報じている。
また、第6戦F1モナコGPでは23日(木)、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)のクルマに、見かけがみにくいと大不評だった2012年シーズン仕様の段差ノーズとフロントウイングが装着された。
しかし、これらの旧パーツは、基準がより厳格になった今シーズンの適応テストにパスしておらず、25日(土)に行われる予選では2013年仕様のパーツに戻して臨まなければならない。
マルドナードのチームメートであるバルテリ・ボッタスは23日(木)、『The National(ナショナル)』にウィリアムズが今季抱える問題について聞かれた際、「たった1日か1週間では改善されないだろう」と答えた。
「ある程度、時間はかかると思う。後半戦までには、常にトップ10に入れるよう切に願っている」
「それが当面の目標さ」