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フォース・インディア、入賞を目指す/F1モナコGPプレビューまとめ

2013年05月23日(木)0:08 am

フォース・インディアのポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルが、モンテカルロ市街地コースで行われる第6戦F1モナコGP(5月26日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:第5戦F1スペインGPでは、ポイントを稼ぎましたね。次はいよいよモナコGPです。どんなレースに期待しますか?

ディ・レスタ:スペインの結果にはとても満足だ。マシンに乗る時間が限られたりレース後半でDRSに問題が出たわりに、7位フィニッシュは上々の出来だった。次戦では、もっと時間をかけて改良パーツ搭載のマシンを煮詰め、さらに持てる性能を引き出せるだろう。昨年のモナコも実り多いレースだった。今年もがんばって、ポイントフィニッシュを続けたいね。

Q:モナコ在住ということで、あなたにとってホームレースのひとつとなりますね。通常のレースとどう違いますか?

ディ・レスタ:グランプリがやってきたら、おもしろいように町がにぎわう。開催週は雰囲気が一気に盛り上がるよ。うちの近くでレースをするのは最高さ。毎晩、帰宅できるからね。自分のベッドで寝られるし、プライベート空間が持てる。家族や友だちもうちに泊まってもらえるし、天気さえよければこれ以上の場所はないよ」

Q:チームも素晴らしいシーズンのスタートを切りました。コンストラクターズ選手権5位は十分達成可能な目標でしょうか?

ディ・レスタ:マクラーレンは強豪だ。これからどんどん良くなっていくだろう。ただ今までのレースは、彼らと戦うとたいてい僕らのほうが速かった。実際、僕らはよくやっていると思うよ。ザウバー、ウィリアムズ、トロ・ロッソといった直接のライバルをことごとく打ち負かしている。僕らの強みは安定性だ。今季すべてのレースで良い走りをしているし、今後も、決勝が行われる日曜日は期待大だね。

Q:エイドリアン、あなたは2013年F1で最速かつもっとも運に見放されたドライバーといえます。5戦を終えて、今の心境は?

スーティル:これまでのレースでいろいろあったわりには前向きだよ。自分の腕ではどうしようもないケースがほとんどだけど、今後ミスを避ける意味でいくつか改善できるところはあると思う。僕らはチームとして自信を失わず、それら小さな問題を解決していけばいいんだ。マシンは速いし、完ぺきな週末さえ過ごせたら、いずれは表彰台に上れるだろう。それが毎戦の目標だよ。

Q:VJM06は歴代最速のマシンといえますか?

スーティル:そう思うね。サーキットのタイプを問わず、これまですべてのレースで競争力の高さは明らかだった。シーズンの今後に向けていい兆しだよ。モナコは本当の意味で今季最初の市街地コースだが、速さは変わらないと思う。マシン前部の挙動がしっかりしていて、とてもバランスがとれている。すごく運転しやすいよ。

Q:あなたにとってF1モナコGPとは?

スーティル:特別な場所であるのは間違いない。僕はもともと市街地レース好きで、モナコはその中でも一番さ。ほんの小さなミスも許されないのがほかのサーキットと違うところだね。サーキット両脇の壁を甘く見ちゃいけない。壁に当たらないようにスピードを高めていくんだ。モナコGPは、何より心の強さが試される。だって、2時間も精神を集中させたままレースしなきゃいけないんだからね。

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