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メルセデスAMG代表、ロウとの共存を目指す

2013年05月23日(木)10:29 am

メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、メルセデスが自身の後任を任命したとほのめかしている。ブラウンは現在、メルセデスAMGのチーム代表を務めているが、今年に入りマクラーレンのテクニカル・ディレクターだったパディ・ロウがブラウンの後任になるのではないかとずっと言われ続けてきた。

メルセデスAMG側も、ロウがマクラーレンの“ガーデニング休暇”を早く切り上げられるよう交渉してきた。しかし、このたび発表された声明の中では、ロウはかねてからうわさされてきたチーム代表としてではなく、新しいエグゼクティブ・テクニカル・ディレクターに就任すると記されていた。

メルセデスAMGが発表した声明の中に「ロス・ブラウンは引き続き、技術とスポーツに関する全責任を担う」とある。

しかし、長い目で見ればロウがいま、ブラウンの後を引き継ぐ準備を行っているともとれる。ブラウン自身も公式声明の中でそれをにおわすような発言をしており、チームが直面しているのは今季のV8エンジンから来季のV6ターボエンジンへの移行だけではないと述べている。

「おそらくあまり目立たないかもしれないが、新世代のクルマのデザインとパワーユニットと共に開発も進んでおり、2015年と2016年シーズンに向けた大々的な変更も見据えている」

また、ブラウンは今週、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に「パディとわたしは共存する方法を見つけるだろう」と述べた。

「わたしはいずれ引退するが、まずはこれまでの努力が実を結ぶところを見たい」

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