F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、BMWもF1への復帰を検討しているかもしれないと発言したことに対し、当のBMWがこれを否定した。
ホンダが2015年にF1に復帰することを決めたことを受け、エクレストンは『City A.M.(シティAM)』紙に対し、もしBMWもその後に続かなければ「驚くだろう」と語っていた。
だが、BMWのモータースポーツ責任者であるイェンス・マルクワルトは、20日(月)に「われわれは現在のプログラムに満足している」と語った。
現時点でのBMWのモータースポーツプログラムの最高峰となるのは、DTMと称されるドイツ・ツーリングカー選手権での新たな戦いだ。
マルクワルトは、ドイツのウェブサイト『motorsport-total.com』に対し、「われわれは、ほかの分野を検討するつもりはない」と述べ、次のように続けている。
「われわれは意図的にF1を撤退したんだ。われわれは、顧客が実際に何をもってBMWであると認識しているかということに焦点を合わせているし、これを変える理由はないよ」
BMWは2010年を最後にF1から撤退している。