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マクラーレン、2台入賞を目指す/F1モナコGPプレビューまとめ

2013年05月20日(月)14:03 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスが、モンテカルロ市街地コースで行われる第6戦F1モナコGP(5月26日決勝)に向けて意気込みを語った。

ジェンソン・バトン
「モナコはほかのどんなサーキットとも違うんだ。ドライバーにとって、モナコの予選ラップは本当に興奮するよ、毎コーナー限界で飛び込んで壁にキスしながら抜けていくようなものだからね。ポールポジションを取ると、最高の充実感だよ。僕は2009年に取れたけどね。でもレースを勝つにはその後78周の間インチ単位で完ぺきなラップを続けなきゃいけないんだ。とてつもないチャレンジだよ」

「モナコでの平均速度は年間で一番遅いけど、すごく速く感じるんだ。コースが狭いし、スピードが出る区間もあるからね。サン・デボーテからカジノ・スクエアに上がっていく上り坂はいくつか高速でのターンがあるし、プール(コーナー)脇もそうだね。あとトンネルを通過するときも速いし、さらにうるさくて、暗いんだよね」

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのみんなは、スペインGPが終わってからも全力で頑張っているよ。僕らが必要としているだけの競争力がまだ無いからね、でも、モナコではまた小さな前進ができる事を確信しているよ。先頭集団の中で競えるまでMP4-28のパフォーマンスを突き詰めて行くつもりだよ。マクラーレンのような常勝チームにとってほかにもっと大事な事は無いからね。モナコGPでの目標はスペインGPと同様に、2台で完走してポイントを持ち帰る事さ」

セルジオ・ペレス
「モナコはドライバーにとって過酷なサーキットなんだ。1年の中でここだけがフリー走行で徐々にスピードを上げて慣らしていかなくちゃいけないんだ。ほかの場所なら1周目からフルスロットルだけどね。毎ラップごとに少しずつペースを上げて、少しずつ壁に近づいてコーナーを曲がっていくんだよ」

「でも、モナコが特別なのはコースだけじゃなくて、雰囲気が違うんだ。グランドスタンドだって、ほかのどのサーキットよりもコースに近い。だから観客との一体感があるよ。タバココーナーとプール(コーナー)の間はスタンドが満席だと大きな歓声が聞こえるんだ、最高だよ」

「去年は初めてのモナコGPだったんだけど、ポイント圏にあと一歩だったから、今回はポイントを持ち帰りたいね。MP4-28はアップグレードの導入や、挙動をより良く理解する事によって改善しているよ。先日のスペインでも、進化が見られたよ。特に燃料タンクが軽い状態ではずいぶん運転しやすかったんだ。これはモナコでは良い傾向だと思う。モナコでは予選が大事だからね」

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