三菱、EVの「MiEVエボリューションII」でパイクスピークに挑戦

2013年05月17日(金)19:58 pm

三菱は16日(木)、6月25日(火)から米国コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」2013年大会(30日決勝)に、EVプロトタイプ『MiEVエボリューションII』の2台体制で参戦すると発表した。

このパイクスピークは、米国コロラド州のロッキー山脈にあるパイクスピーク山で、標高約4,300mの頂上まで標高差1,500mを一気に駆け上がる世界でもっとも過酷なヒルクライムレースとして知られるもの。三菱は昨年、市販車部品を搭載したEVプロトタイプ『i-MiEVエボリューション』で初参戦し、電気自動車クラスで2位を獲得している。

今年の参戦車両『MiEVエボリューションII』は、市販車の量産部品を元に、パートナー企業と先行開発した高容量バッテリー、高出力モーターを搭載した電動4WD車だ。昨年の参戦経験を生かし、専用ボディーによる車両軽量化及び空力性能の改善など、走行性能を大幅に進化させたほか、フロント2個、リヤ2個の4モーターで構成される4WD制御に車両運動統合制御システムである「S-AWC」を新たに採用することで、さらなる操縦安定性向上が図られている。

ドライバーには、ダカールラリーで日本人初の2年連続総合優勝を果たし、昨年この大会で電気自動車クラス2位を獲得した増岡浩(ますおか ひろし)を監督兼務で起用。もう1台には同レース2輪車クラスで過去6度の優勝を誇るグレッグ・トレーシー(アメリカ)を起用する。

なお、三菱は、米国現地法人のミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インクを通じ、スポンサー協賛に加え、新型「アウトランダー」を大会運営サポート車両として提供することになっている。

TopNews最新ニュースを読もう!
◇ニュース検索ワード - | |
前後の記事
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック
日本車メーカー・ブランド特集ページ
トヨタ特集ページ レクサス特集ページ 日産特集ページ ホンダ特集ページ 三菱特集ページ
マツダ特集ページ スバル特集ページ スズキ特集ページ ダイハツ特集ページ 光岡
輸入車メーカー・ブランド特集ページ
アウディ アキュラ アストンマーチン アバルト アルピナ
アルピーヌ アルファロメオ インフィニティ AMG キャデラック
クライスラー ケータハム シトロエン シボレー ジャガー
ジープ GM スマート ダイムラー ダットサン
テスラ パガーニ BMW フィアット フェラーリ
フォルクスワーゲン フォード プジョー ベントレー ボルボ
ポルシェ マクラーレン マセラティ MINI メルセデス・ベンツ
ラディカル ランドローバー ロータス ルノー