フェラーリのテクニカルディレクターであるパット・フライが11日(土)に虫垂炎で入院し、チームは「早く良くなる」ことを祈っている。
F1第5戦スペインGPの予選前に、49歳のフライは痛みを訴えて、急きょカタルーニャ・サーキットからバルセロナ市内の病院へ向かった。
当初は腎臓結石と伝えられていたが、虫垂炎という診断を受け、11日(土)に虫垂を切除する手術を受けたとチーム代表のステファノ・ドメニカリが明かした。
「早く良くなることを心から祈っている」とドメニカリは話している。
『Sapa-AFP通信』は、フライは決勝も欠席すると伝えたが、フィンランドのテレビ局『MTV3』は、2週間後のモナコGP(5月26日決勝)には間に合う見込みだとしている。
「(フライが)すぐ良くなってくれることは大事だ」というドメニカリの言葉を『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えた。
「少し組織を変えなければならないが、大きな問題ではない」とドメニカリは主張している。