カタルーニャ・サーキットで行われたF1第5戦スペインGP、フォース・インディアのポール・ディ・レスタは予選10番手。エイドリアン・スーティルは予選13番手だった。
【結果】F1第5戦スペインGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
■ポール・ディ・レスタ(フリー走行3回目7番手/予選10番手)
「予選10番手は喜ばしい結果だと思う。Q3進出が目標だったからね。ただ、Q3で自分のベストを引き出したとはいえないな。アタックに入る直前の最終セクターで走りをまとめるのが難しかったんだ。それでも好位置から決勝に臨めるよ」
「明日はタイヤの減り具合が勝敗を大きく左右するだろう。F1カレンダーの中で、もっともタイヤに厳しいレースに数えられるからさ。うまいことタイヤで戦いを優位に進められればいいな。クレバーな作戦で上位を狙いたい。それと、あまりピットストップに時間を取られたくないな。11番手以降のマシンは、みんな新品のタイヤを履くはずだ。まずはスタート直後の第一コーナーが鍵だよ」
■エイドリアン・スーティル(フリー走行3回目8番手/予選13番手)
「Q1はうまくいったね。ハードタイヤからマシンの情報がうまく伝わってきたよ。問題はミディアムタイヤだ」
「Q2が残念だったなあ。最後のアタックで、コースのポジション取りに失敗した。ベルニュ(ジャン・エリック・ベルニュ/トロ・ロッソ)と同じタイミングでピットを出ちゃったんだ。後ろからはニコ(ヒュルケンベルグ/ザウバー)が迫ってきたしね」
「おまけにウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)がフライングラップの真っ最中で、前後の間隔を築くのが厳しかった。そのせいでQ3を逃したようなものだね。トップ10に食い込む速さはあったと思うよ。明日に向けてマシンの調子は上々だ。でも、ここは追い越しがとても難しいコースだ。だからよけいに予選順位が大事だったんだけどね」