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ケーターハム「新パーツの感触に満足」/F1スペインGP金曜まとめ

2013年05月11日(土)5:48 am

カタルーニャ・サーキットで行われたF1第5戦スペインGP、ケーターハムのシャルル・ピックは初日21番手。ギド・ヴァン・デル・ガルデは初日19番手。ヘイキ・コバライネンはフリー走行1回目で16番手だった。

【結果】F1第5戦スペインGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

■シャルル・ピック(フリー走行1回目出走せず/フリー走行2回目21番手)
「フリー走行1回目を眺めながら、早くフリー走行2回目で新しいパーツを試したくてうずうずしてたよ。最初の数周では、低速と中速コーナーでクルマがひどいアンダーステアだったから、ちょっとクルマを調整して3回目とか4回目の走行ではバランスもよくなっていった」

「タイヤの劣化はどちらのコンパウンドもそれほどひどくなかったけれども、タイヤをなるべく早くいい温度に持って行くにはもっと作業が必要だね。この点は今晩検討して、新しいパーツがたくさんある中でバランスを向上させるのに必要なセットアップを煮詰めていくよ。そうすれば、バーレーンと同じ順位の結果も望めるはずだよ」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目17番手/フリー走行2回目19番手)
「金曜の午前に天気が悪くなってしまうとフリー走行1回目はあまり走れないのだけれど、新しいパーツを使ったクルマの感触に満足しているよ。今回のセッションではKERS(運動エネルギー回生装置)がなかったから、1周につき0.3秒も遅かったのだけれど、新しいパーツのテストに集中していたから、タイムがよかったとしてもそれよりも大事なデータをできるだけ集めることが大事だったんだ」

「午後の(フリー走行2回目)セッションではパッケージの比較をおこなって、間違いなく進歩を感じたよ。ミディアムタイヤを履いたときのクルマのバランスは、一発勝負の走りでもロングランでもよかったし、インターミディエイトタイヤでもハード側タイヤでもペースがよかったけど、コーナー進入時のクルマの挙動を何とかしないといけないんだ。それでも、コーナーの出口での加速はいい感じだね」

「金曜日の夜が遅くなるのもいつも通りさ。できる限りセットアップを煮詰めて予選に挑むことが大事だし、日曜日の決勝にいい形で臨むことが何よりも大事なんだ」

■ヘイキ・コバライネン(フリー走行1回目16番手/フリー走行2回目出走せず)
「クルマに問題が出て少し時間をロスしてしまったけれど、僕にとってはすごくいいセッションだったよ。でも直った後にはプログラムに戻ったから、最終的に1周分足りなかっただけだったし、フリー走行1回目は路面がぬれていたからコースに出る時間が短かったのはみんな一緒だったから損失は最小限ですんだよ」

「セッション中は主に、今回持ち込んだ新しいパーツをそれぞれチェックする作業を行って、クルマが全体的にバーレーンで乗ったときよりもよくなっていると感じたね。特に中間のコーナーと低速、高速のカーブでバランスも向上したから、攻めるのは楽になった、でも、今日は乾いた路面を少ししか走れなかったから、今回のレースに持ち込んだパッケージの実力はまだはっきりとわからない」

「この週末は天気が回復するはずだから、フリー走行2回目と(明日の)3回目ではパーツを生かすやり方がきっとわかるはずだけど、土曜日の午後(予選)と日曜(決勝)にならないと実際の順位はわからないよ」

【写真】F1スペインGP金曜日(全30枚)

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