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フォース・インディア「表彰台に近づけるはず」/F1スペインGPプレビューまとめ

2013年05月09日(木)17:58 pm

フォース・インディアのポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルが、カタルーニャ・サーキットで行われる第5戦F1スペインGP(5月12日決勝)に向けて意気込みを語った。

ポール・ディ・レスタ

Q:これまででもっともよい形でシーズンを始めることができていますが、4レースを終えての感想を聞かせてください。

ディ・レスタ:こういう状況となっていることにはとても満足しなくてはならないし、チーム全員におめでとうと言いたい。僕たちはとても賢明な形で冬に備え、パフォーマンスにつなげるためのカギとなる部分を理解することに集中したけれど、それが功を奏したみたいだね。

ディ・レスタ:ライバルたちと争ううえで、シーズンの早い段階でポイントを獲得するのは重要だよ。4レースを終えた時点でマクラーレンよりも上位にいるというのはチームにとって誇らしいことだし、いい気分だよ。もちろん、表彰台にも上りたいし、バーレーン(前戦)では、あと少しのところだった。でもそのチャンスはまたすぐに来ると確信しているよ。

Q:クルマはどんなタイプのサーキットでも競争力が発揮できそうですか?

ディ・レスタ:クルマはうまく能力を発揮してくれているよ。とりわけ高温の状況ではそうだし、同時に中国の低い気温の中でも強かった。それはいい兆候だね。カギとなるのは、どんなコンディションであっても、的確な作戦が実行できるようにすることだ。それによって差が生じてくるからね。

ディ・レスタ:この調子を継続していく必要がある。でも同時に、ヨーロッパへ戻ってくるとどのチームもさらに改良パーツを投入してくることも分かっている。これからも大きなチームたちと戦い続けることができ、ポイントを獲得し続けられることを期待しているよ。

Q:バルセロナではすでに2回テストを行っていますが、今週末のレースへの準備は整っていますか?

ディ・レスタ:バルセロナに関しては、ほかのサーキットよりも多くのデータを持っていると思う。でも、この時期は気温がかなり高くなっている。だから、いろんなことがすごく変わってくるだろうし、タイヤに与える影響も違ってくると思わないとね。

ディ・レスタ:それに、ここは常に適正な空力バランスを追い求めないとならないサーキットのひとつだ。第3ターンのような長い高速コーナーがあるからね。でも、コースの終盤に差し掛かると、ヘアピンやシケインに対応するためにメカニカルグリップも必要になるんだ。

エイドリアン・スーティル
Q:4レースが終わりましたが、ここまでを振り返ってみてください。

スーティル:シーズンのスタートはよかったよ。準備のために2日か3日しかとれなかったことを考えればなおさらね。オーストラリア(開幕戦)ではいいレースができたし、最高の形でF1復帰を飾ることができた。その後は、中国(第3戦)ではぶつけられ、バーレーン(前戦)ではパンクに見舞われ、とついていなかったし、それによってポイントも取り損ねてしまった。

スーティル:一方、前向きなこともたくさんあったよ。特に、クルマのパフォーマンスがよいことと、レースでの経験を得られたことだ。まだシーズンも序盤だから、もっとチャンスもあるだろうし、クルマは本当に速い。これまでの何レースかで失ったポイントは取り戻せると確信している。

Q:中国やバーレーンで起こったように、ただ悪いときに悪い場所にいただけ、という失望を受け入れなくてはならないのはつらいことでしたか?

スーティル:F1ではそういうことは常に起こるものだよ。それが自分に味方してくれるときもあれば、逆の結果になるときもある。でも、1年を通せば帳尻は合うものさ。悪いことについてはそれほど考えないようにしているし、前進し、うまくやることに集中しようとしているよ。もし何かが起こったとすれば、僕は自分が何か間違ったことをしていたかどうかを考え、そこから学び、再びそういうことが起こらないようにするだけさ。

Q:次のバルセロナでのレースはどういう展開になると思いますか?

スーティル:何年もここでテストをしてきているから、バルセロナについては本当によく知っている。ポイントを獲得できない難しいレースが3つ続いた後だけに、無事に完走することが大切だね。

スーティル:もしそうできれば、上位勢とも互角に渡り合えるはずだ。自分自身の仕事をし、ミスを避けなくてはならないけれど、運もめぐってくるといいね。これまではどのグランプリでもクルマには競争力があった。だから、次の何レースかではポイントも取れるだろうし、表彰台にも近づけるはずだよ。

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