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来季のF1タイヤのことで慌てる必要はないとフェラーリ

2013年05月02日(木)10:22 am

フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリが、来年の公式タイヤサプライヤーがまだ確定していないことでF1が慌てる必要はないと語った。

最近、バーレーンにおいて、ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、ピレリとの新たな契約に関して「すべて終わっている」とF1最高責任者のバーニー・エクレストンが発言したことに対し、これを否定していた。

韓国のタイヤメーカーであるハンコックが、2014年から16年にかけてF1公式タイヤサプライヤーとなることに興味を示しているとうわさされる中、「時間がもっとも重要だと言っておきたい」と語ったヘンベリーは、さらに次のように付け加えた。

「具体的な最終期限を示したいとは思わない。だが、時間は限られている」

F1パドックには、ピレリの2013年仕様のタイヤが大きな性能低下を起こすことに対して強い批判がある中、ドメニカリは、そのヘンベリーのコメントに対し、次のような冗談で応じている。

「われわれはタイヤなしではレースはできないよ。石器時代にでも逆戻りしない限りね」

ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』にそう語ったドメニカリは、さらに次のように続けた。

「ピレリが今後もわれわれと一緒にやりたいという明確なサインを出しているのは知っているし、それはいいことだ。なぜならタイヤなしにチャンピオンシップを行うわけにはいかないからね」

「この状況は、あと数週間のうちに解決すると確信しているよ」

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