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2014年F1復帰を目指すバレンシアに再び暗雲

2013年05月01日(水)12:24 pm

来季のF1復帰を目指すバレンシアにいま、暗雲が立ちこめている。

昨年までF1ヨーロッパGPの舞台だったバレンシアは、今シーズンのF1カレンダーからもれたが、バレンシア州のアルベルト・ ファブラ首相がF1の最高権威バーニー・エクレストンと2月に会談を持ったため、バレンシアが来季F1へ復帰する可能性が高まったと言われていた。

ペドロ・ブラスコ記者も、バルセロナとバレンシアが隔年に交互開催する計画に言及し、「契約書は現在、カタルーニャ自治州首相のアルトゥール・マスのサイン待ちである」と報じた。

マスはしかし、バレンシアとの隔年交互開催を完全に否定してはいないものの、今後もカタルーニャ・サーキットで毎年F1スペインGPを開催したい意向を明らかにしており、「私たちは、サインした契約書の履行が可能である」と『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』紙に語った。

「昨年、隔年開催案についてお話したが、私たちはあれ以来、1年以上も一生懸命取り組んできた。今では毎年グランプリを開催できるレベルまできている」とし、バルセロナでの単独開催を目指す姿勢を強めている。

今後の開催をめぐっては、スペインGP(5月12日決勝)期間中に更なる話し合いが行われるだろうとマスは述べた。

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