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マクラーレン、デニス降格報道を否定

2013年04月30日(火)7:16 am

マクラーレンは26日(金)、元チーム代表であり、現在はマクラーレン・グループの会長を務めるロン・デニスが、チームの共同オーナーであるバーレーン王国の政府系ファンド会社によって降格させられたという報道に対し、これを否定した。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、デニスが議決権をはく奪され、非常勤取締役へ格下げされたと報じていた。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』はその記事の中で、マクラーレンの株主であるバーレーンの投資会社マムタラカトが、デニスが長年にわたって主導してきたマクラーレン・オートモーティブ社が巨額の赤字を抱えていることに立腹していると書いていた。

だが、マクラーレンの広報担当者は26日(金)、『BBC』に対して、デニスの役職変更はデニス自身によって決定されたものだと語った。

しかし、その広報担当者は、グループの会長職にあるデニスが、非常勤取締役となったのは事実であることも認めている。

デニス自身はこれについて次のように述べている。

「仕事における違いは、私は経営活動に関する説明責任を持たないということだ」

デニスはさらに、マムタラカト社及び主要株主の1人であるマンスール・オジェとの間に大きな意見の相違があった、あるいは、デニスが現在のマクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュから再びその支配権を奪い返そうとしているといううわさを否定し、次のように続けた。

「私の役職の変更は今年1月に結んだ契約によるものであり、私の会社での役割についてそれ以上の変更を求める声などはまったくなかった」

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