メルセデス・ベンツ日本は、ラグジュアリーSUV「GLクラス」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、4月22日(月)に「GL550」および「GL63 AMG」を発売した。価格は「GL550」が1,290万円、「GL63AMG」が1,750万円となる。
7年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型GLクラスのエクステリアは、大型フロントグリルや先進的なヘッドライトなど最新のメルセデスデザインが採用され、よりアグレッシブかつスポーティーなスタイリングとされている。
また、7人乗りの広く快適な室内空間には、上質なレザーが用いられた本革シート、レザーARTICOで覆われたダッシュボード、大幅に拡大されたウッドインテリアトリムなど、厳選された素材をふんだんに用いることでファーストクラスSUVに相応しいエクスクルーシブなインテリアとされた。さらに、2列目シート(左右)には電動イージーエントリー機能を装備し、3列目シートへの乗降性を向上するなど、利便性も高められた。
新型GL550に搭載される最新世代4.7リッターV型8気筒直噴ツインターボ・ブルーダイレクトエンジン(最高出力320kW/435PS、最大トルク700Nm)は、最新燃焼制御テクノロジーを採用し、従来モデルに比べ大幅な性能アップと燃費向上を両立させている。さらに最新の7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」やECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を備え、燃費は従来モデルに比べ約44%の向上が図られ、クラストップレベルの燃費経済性も実現。
優れた走破性をもたらす最新のフルタイム四輪駆動機構「4MATIC」や、路面状況や走行状況に応じてばね定数、減衰力、車高を自動的に調整するADS(アダプティブ・ダンピング・システム)付電子制御式エアサスペンション「AIRマティックサスペンション」なども装備。オン/オフロードを問わずファーストクラスSUVに相応しい走行安定性と快適性が味わえるモデルとされている。
また、今回GLクラスに新たに加えられたGL63AMGは、メルセデスAMG社開発による最新鋭5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルだ。
最高出力410kW/557PS、最大トルク760Nmという圧倒的なパワーを発生し、SUVトップクラスの高性能を実現。アグレッシブな走りと快適性を両立する「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」やコーナーリング時のロールを軽減する「ACTIVE CURVEシステム」などの専用装備が施されたほか、インテリアには、専用デザインのAMGスポーツシート(本革)やAMGメーターパネルなどが採用され、いっそう上質でスポーティーな室内空間が演出されている。
<新型「GL550」と「GL63AMG」の価格>
GL550・4MATIC/1,290万円
GL 63 AMG/1,750万円
※ハンドル位置はいずれも左