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韓国のタイヤメーカーがF1参入か

2013年04月19日(金)17:20 pm

韓国のタイヤメーカーであるハンコックが、イタリアのピレリに代わってF1の公式タイヤサプライヤーになるという情報が浮上してきた。

現在、2013年のタイヤがあまりにも性能低下が激しいとして大きな非難を受けているピレリは、F1参入3年目となる今年いっぱいで公式タイヤサプライヤーの契約が満了することになっている。しかし、ピレリは2014年以降も継続してF1に残りたいとの意思表示を行っている。

ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは先週、まだ2014年以降の新たな契約締結の申し出を受けていないことで不安を感じているとし、警告とも思える次のようなコメントを述べていた。

「こういう不確定な状況のもとで(F1に)残ることはできない」

ピレリは2011年からF1への参入が認められているが、そのときの大きなライバルがハンコックだった。

結局ピレリに敗れたハンコックだったが、同社の責任者チョ・ヒュンパム(現社長兼マーケティング最高責任者)は、F1最高権威者であるバーニー・エクレストンと個人的に交渉を行っていたと、2010年の年末に次のように語っていた。

「われわれは非常によい話し合いを持つことができた。多分次期、あるいはその先には実現できると考えている」

ここへきて、『Italiaracing(イタリアレーシング)』が、ハンコックが2014年以降ピレリの後を受けてF1に参入する可能性があるとのうわさについて報じている。

ヘンベリーは、現時点においては、今季の最終戦となるF1ブラジルGP(11月24日決勝)以降もピレリが確実にF1にとどまるということはできない、と次のように語っている。

「われわれとしては、出来るだけ早く、われわれが公式サプライヤーとして続けられるのかどうかを知りたいと思っている。レギュレーションにどう対応するかということにもかかわってくるからね」

「中期的観点からF1継続への興味を持っている。だが、それも経済的に意味がある限りにおいてだがね」

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