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暑いバーレーンは有利/F1バーレーンGPフォース・インディア、プレビューコメントまとめ

2013年04月18日(木)18:04 pm

フォース・インディアのポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルが、サヒールのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第4戦バーレーンGP(4月21日決勝)に向けて意気込みを語った。

ポール・ディ・レスタ
Q:中国GPでは、素晴らしい走りでポイント圏内に戻ってきましたね。クルマに乗っているときはどんな感じだったのでしょうか。

ディ・レスタ:全体としては、決勝前半の展開を考えれば、いい結果だったね。渋滞にはまるし、タイヤはグレイニング(タイヤがささくれだつ状態)を起こしていて、順位を上げられなかったんだ。幸い2度目のピットストップのあとは、うまく前があいたところに出られて、あのクルマの潜在能力がすごく大きいことを示せたと思う。

ディ・レスタ:最後にソフトタイヤへ交換してから何台か抜かなければならなくなると考えていたけれど、すごくスピードがあったから、(ピットインの)作戦でそのクルマの前に出ることができたんだ。最終的には、かなり満足して中国を出ることができたよ。まだまだ伸びる力があることは分かっているけれどね。

Q:バーレーンGPに向けた意気込みをお願いします。

ディ・レスタ:楽しみにしているよ。また暑い気候になる。暑いマレーシアでは強かったから、何も心配していないよ。去年バーレーンではクルマがよく走った。それが、今週末に向けて自信になっている。いくつか解明しなきゃいけないことがあるけれど、もう少し前進できると思う。またマレーシアと同じミディアムとハードのタイヤだ。あそこでは強かったからね。

Q:バーレーンでクルマに必要なのはどんな点でしょうか。

ディ・レスタ:もう少しスピードがいるね。いつもそうだけど! もっとトラブルのない週末にする必要がある。中国のフリー走行3回目で起きたようなトラブルはいらない。それでフリー走行を失い、100分の数秒ロスし、それが原因で、1周目が楽になる順位を予選で確保することができなかったんだ。だから、ねらいもそれだ。もっと安定性を増すことだよ。

エイドリアン・スーティル
Q:エイドリアン、中国GPを終えての気持ちをまとめてください。

スーティル:本当に短いレースになってしまった。最初にポール(ディ・レスタ/チームメート)とちょっと接触したけれど、そのことについては話をしたから、問題ないよ。その後の数周は、前のクルマに追いつこうとしていたんだ。そうしたら、グティエレス(エステバン・グティエレス/ザウバー)がブレーキング・ポイントをミスして、僕のリアにクラッシュした。くやしいけれど、どうしようもないよね。彼も学ぶだろうし、恨んだりしていない。もうやらないことを祈るよ。

Q:ポールの順位を見ると、楽にポイントを獲得できたんじゃないでしょうか。

スーティル:楽にだなんて絶対ないよ。でも、あのレースでかなりたくさん学ぶことができたと思う。最初のペースはあまり良くなかったけれど、最後はすごく良くなった。その理由を解明しなきゃならない。ポールがチームのためにポイントを獲得してくれたけれど、今週末は全体的にペースが良くなかった。それに、速いクルマが何台も完走しなかったからね。だから、すぐバーレーンに向けて切りかえないと! あそこは僕たちに有利なはずだ。

Q:サヒールのコースは楽しいですか?

スーティル:うん、好きなコースだよ。いいクルマがあれば、たいていどのサーキットも好きだけどね。このコースは特に難しいわけではないけれど、激しいブレーキング・ポイントがたくさんあるから、ブレーキングで強さを発揮できるクルマがいる。温度がすごく高くて、暑さも中国と大きく違う点だね。それにタイヤの組み合わせも違う。

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