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コバライネン、ケーターハムの控えとしてF1復帰

2013年04月18日(木)1:24 am

昨年までケーターハムに所属していたヘイキ・コバライネンが、再びケーターハムのドライバーラインアップに加わることになった。

ケーターハムは17日(水)に声明を出し、現ケーターハムがF1に参戦を開始した2010年から昨年までドライバーとして所属していたコバライネンが、今週末のF1バーレーンGPで、ふたたびそのコックピットに戻ってくることを明らかにした。

ケーターハムによれば、今季はシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデにシートを譲る形となっていたコバライネンは、カリフォルニア出身のアレキサンダー・ロッシとともに、ケーターハムの控えドライバーを担当することになる。

さらに、コバライネンは今週末のバーレーンGPと、その次のスペインGP(5月12日決勝)では、金曜日のフリー走行1回目でステアリングを握ることも明らかとなっている。

コバライネンは、ケーターハムが2013年型車に対する最初のパフォーマンス改善を施すのに先立ち、正式な技術開発に関する役割を負うことになった。

ピックとヴァン・デル・ガルデというF1経験の少ないドライバーラインアップで今シーズンに臨んだケーターハムだが、これまでのところは、ライバルチームであるマルシャに対して後れをとっている。

ケーターハムのチーム代表であるシリル・アビテブールは今回の件について、次のように述べた。

「彼(コバライネン)は、これまで6年に及ぶF1経験を持っており、今後適用されるさまざまな仕様について、われわれに客観的なフィードバックを行ったり、彼が経験した2012年のタイヤコンパウンドに対して2013年のタイヤはどうなのか客観的な見解を示してもらうのにうってつけの人材だ」

「F1に参戦した最初の3年間にヘイキへ投資してきたことを考えれば、彼がもたらす貴重な専門知識を利用しなければむだになってしまうからね」

「F1はチームスポーツだから、コバライネンは、シャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデに対してもサポートを行うことになる。この2人もこのチームに加入してからの数ヶ月、いい仕事をしてくれていた」

今回のドライバー人事は前戦中国GPで中国人ドライバーのマ・チンホワがフリー走行を担当したことが引き金となったようだ。アビデブールによると、その後「チンホワにとってはいくつかの新しい話が持ち上がってきている」という。

ロッシがチンホワに代わってケーターハムのGP2(F1の下位カテゴリー)チームに加入することになったものの、チンホワは依然として「ケーターハムの(F1)ドライバー名簿に重要なメンバーとして名前が残ることになるとともに、彼の2013年シーズンの新たなレースプランは追って明らかとされる」とのことだ。

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