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ライコネン「今年こそ優勝を目指したい」

2013年04月18日(木)17:02 pm

ロータスのキミ・ライコネンが、サヒールで行われるF1バーレーンGP(21日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:中国GPで表彰台に上がり、調子は良さそうですね。

ライコネン:それなりにいい週末だったけど、勝てたわけじゃないしシーズンは始まったばかりだから、盛大にお祝いしてはいないよ。

Q:次戦バーレーンGPについての考えを聞かせてください。

ライコネン:去年はチームとしていいレースになったのは確かだね。ロータスに移籍してから初めて表彰台に立ったし、レース中ずっといいバトルができたんだ。予選では賭けに出たけど、これはあまりうまくいかなかった。予選10番手以内には入れなかったけれど、レースでタイヤをすごくうまく使えたおかげで優勝争いにからめたから、よかったと思うよ。

Q:昨年はセバスチャン(ベッテル/レッドブル)と優勝争いをしましたね。もしもの話ですが、あのとき何が違っていたらセバスチャンを抜けていたのでしょうか?

ライコネン:反対側から追い抜きをかければよかったよ! チャンスは1度しかなかったのに、間違った方を選んでしまったんだ。そのあとは仕掛けることもできなくて、たしかに2位もいい結果だけど、やっぱり表彰台の一番上に立てる結果の方がいいよ。

Q:サヒールのサーキットをどう評価しますか?

ライコネン:気に入ってるよ。優勝したことはないけれど、いいレースをしたこともあるしポイントを多くとったこともある。ほかのグランプリ会場とはちょっと違っていて、サーキットが砂に囲まれてるのもすごくいい! サーキット周囲のどこを見てもずっと遠くまで砂漠が続いているんだ、それはパドックにいてもよくわかる。サヒールのサーキットは僕がまだ優勝したことがないサーキットだけど、今年こそ(優勝を)目指したいね。

Q:バーレーンでは、クルマを望む形に仕上げるのは難しかったのでしょうか?

ライコネン:週末を通してどんどん路面状況が変わっていくなかで、いいセットアップにたどり着くのは簡単じゃないんだ。ときには、風がクルマのバランスに影響することだってある。バーレーンはクルマを完ぺきに仕上げるのが難しいサーキットのひとつだけど、少なくとも雨の心配はめったにないね!

Q:また今年もいい結果を期待できそうですか?

ライコネン:今年はマレーシアGP以外はいいレースができているけど、まだ3戦しか終わっていないんだから、なんとも言えないよ。去年バーレーンでいい結果が出たからといって、今年もそうだとは限らないだろう。すべてのレースでできる限り手を尽くしてできるだけ多くポイントをとれるように努力すれば、(チャンピオン)争いに残れるよね。

ライコネン:すべてがうまくいけば、今回もいい結果がついてくるだろう。だけど、始まる前にいろいろ考えても意味がない。これはモーターレースで、何でも起きるし、何が起こるかわからないんだ。

Q:中国GPで2位になった感想を聞かせてください。

ライコネン:2位は望んでいた結果じゃなかったけど、状況を考えればあれが最善だったと思う。勝てなかったから100パーセント満足してるとは言えなくても、結果は結果だし、スタートを失敗してセルジオ(ペレス/マクラーレン)との接触があったことを思えば、2位はいい結果だよ。

Q:(ペレスとの接触でダメージを受けてももクルマのペースが落ちなかったことについて)この先、クルマに大幅に手を入れる可能性はありそうですか?

ライコネン:自分より遅いクルマが目の前にいるのは不運だし、またあんなことが起こるかはわからない。クルマは壊れた状態を想定して設計されていなものだけど、クルマのペースがいいままだったから驚いたよ。そりゃ、アンダーステア(クルマが曲がりにくい現象)になったし操作性の問題はほかにもあったけれど、それでなんとかしないとならかったけど、ペースは特に問題ないままだったね。

Q:今年もタイヤが話題になっていますが、キミ・ライコネンの意見はどうでしょうか?

ライコネン:あのタイヤでも攻めることはできるけれど、パーフェクトじゃない。100パーセント攻めきれることはないからね。(タイヤは)予選ではとてもいいし、グリップもあると思う。だから、タイヤの使い方次第だち。レースではいつもよりちょっとだけタイヤを気にしてやらないといけない。去年(のタイヤ)とほとんど変わらないよ。何でみんながこんなに文句を言ってるのか、よくわからない。

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