ウィリアムズのパストール・マルドナードとバルテリ・ボッタスが、サヒールのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第4戦バーレーンGP(4月21日決勝)に向けて意気込みを語った。
パストール・マルドナード
「サヒールのサーキットは砂漠の中にあるから、週末を通じて路面コンディションがかなり大きく変わるんだ。特に、路面を横切るように吹き込んでくる砂によってね。だから、チームとしても違うコンディションへも対応できるように準備しておかなくてはならない」
「コックピット内の温度もすごく高くなるから、ドライバーとしてもそれに対応できるように肉体的にも精神的にも備えておかないとならないよ。レースの間に2キロから3キロくらい体重が減ってしまうと思うから」
「このレースではタイヤの性能低下もかなり大きくなると考えられるし、各チームにとってはまた何らかの興味深い挑戦を行う機会となるだろうね」
バルテリ・ボッタス
「ここまで2週連続でのレースが2度もあって、すごく忙しいF1キャリアのスタートを迎えることになったよ。でも、それによってクルマに乗る時間もたくさん持てたし、その特性を試したり理解したりするチャンスにも恵まれたよ」
「バーレーンのサーキットは年間を通じてそれほど使われていないから、かなり荒れているだろうし、路面もホコリっぽくて、セッションごとにコンディションがかなり大きく変わることがある。だから、1周ごとに一番グリップの高いラインを探し続けることが大切になる」
「このサーキットではタイヤもかなり大きい性能低下を起こすから、金曜日のフリー走行ではレースに向けてロングラン(一度に多くの周回を行うこと)でのパフォーマンスを最大限に引き出すための、いいセットアップを見つけるようにしなくてはならない。そうすれば、ほかのドライバーたちよりもタイヤを長持ちさせることができるからね」