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不振のグロジャンをかばうロータス

2013年04月16日(火)10:46 am

ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、2013年シーズン序盤は不振の続くロメ・グロジャン(ロータス)について、すぐに調子を取り戻すだろうと話した。

昨年、2年ぶりにF1に復帰したグロジャンは、チームメートのキミ・ライコネンをしのぐスピードも何度か見せたが、特に1周目に他車に接触することが多く、F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が約20年ぶりに1レース出場停止処分を下すまでに至った。

ロータスは、もう1度グロジャンにチャンスを与え、2013年も契約を延長した。しかし、これまでのところグロジャンは、事故はないものの、ペースでは苦戦している。

一方で、ライコネンはすでにF1開幕戦オーストラリアGPで優勝し、第3戦中国GPでも2位を獲得、ドライバーズランキングでもトップから3ポイント差の2位につけている。

中国GPでは6番手からスタートして9位に終わったグロジャンだが、本人も不振の原因がつかめずにいるようだ。『RMC Sport(RMCスポール)』がコメントを伝えた。

「何が問題なのか? 僕のドライビングスタイルなのか、タイヤなのか」と語り、次のように続けた。

「1周走る、クルマはちゃんと走る。もう1周走る、今度はダメ。この一貫性のなさの原因を突き止める必要があるよ」

しかしブーリエは、グロジャンとエンジニアらが解決方法をすぐに見つけるだろうと自信を見せている。

「まだタイヤを使いこなせるマシンに仕上げられていない。だから(中国GPでは)より苦労した」

「だが、何もドラマチックなことじゃない。すべて通常通りに戻るだろう」

「ただ彼のチームやエンジニアと共に、完ぺきに仕上げる必要があるだけのことだ。あまり時間をかけ過ぎずにね」

「彼は調子を取り戻す。問題はないよ」とブーリエは語った。

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