ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GPフリー走行1回目で21周を周回し、ベストタイムは1分42秒083で21番手。フリー走行2回目では、21周を周回し、ベストタイムは1分39秒271で20番手になった。
【結果】F1第3戦中国GPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「フリー走行はどちらもまずまずだった。でも1日中問題を抱えてしまい、それでちょっと順位が低くなってしまった。今朝はKERS(運動エネルギー回生システム)に問題が発生したので、セッションすべてをKERSなしで走らなくてはならなくなり、当然うまく行かなかった」
「そして午後は、ミディアムタイヤ(ハード側)を履いてターン1に入ったときにタイヤをダメにしてしまったんだ。それでフリー走行2回目に予定していた計画を短くカットするしかなくなったから、別のタイヤセットは使い切っていないよ」
「それでも、両方のセッションでミディアムタイヤでのデータをたくさん収集できたし、ソフトタイヤ(ソフト側)でのパフォーマンス重視の走りのときはまあまあだった。ここではタイヤの性能低下のレベルが大きくなりそうだ。特にソフトタイヤはロングラン(一度に多くの周回を行うこと)の最後のほうではかなりひどかった。だから、日曜日(14日)の決勝レースではそれにどう対応するか、詳しく調べないとならないね」
「今週末は僕たちにとって楽なものにならないことはわかっているけれど、それでも明日(予選)も、そして日曜日(決勝)も戦えると思っている。チーム内の雰囲気はいいし、またマレーシアGP(前戦)での決勝のような走りを再現できれば大丈夫だよ」