NEXT...F1開催スケジュール

クビサ、F1復帰できないかもしれないことは「分かっている」

2013年04月12日(金)9:11 am

ケガからの復帰を目指すロバート・クビサだが、F1に復帰できない可能性を認めた。

BMWやロータス・ルノー(現ロータス)のドライバーだったクビサは、2011年2月、ラリーのレースで大けがを負い、F1を含めたモータースポーツの世界から長らく遠ざかっていたが、今年はWRC(世界ラリー選手権)のカテゴリーのひとつであるWRC-2にシトロエンから参戦することが決まっている。これについてクビサは、F1復帰に向けた「トンネルの先のわずかな光」だと話していた。

しかし、今回クビサは『The Sun(サン)』に対し、こう語った。「もちろんF1に復帰したい。でも、そうならないかもしれないことは分かっている」

「ラリーがあのスポーツへ戻るのに役立つんじゃないかと思う。それで目標を持ち続けられるよ」

クビサが、フォーミュラカーではなくラリーで復帰を果たしたのは、事故で切断寸前だった右腕の動きが完全に戻っておらず、制限されるためだ。

WRCとF1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)はシトロエンに対し、クビサのギアチェンジを補助するためのパドルシフトを、ステアリング上に取り付けることを許可している。

「FIAは、左側にパッドをつけることを許可してくれた。感謝したい」

「運転している時はそれほど制限されるわけじゃない。クルマの外での生活のほうが制限を受けているよ」とクビサは説明している。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック