NEXT...F1開催スケジュール

ヒュルケンベルグ、若手とのタッグを喜ぶ

2013年04月11日(木)14:50 pm

2013年シーズンからザウバーに移籍したニコ・ヒュルケンベルグは、チーム内で最も経験豊富なドライバーになったことを喜んでいる。

F1界ではすっかり馴染みの顔になったヒュルケンベルグだが、F1レースドライバーとしてはまだ3シーズンめだ。

ヒュルケンベルグは2010年にウィリアムズからでF1デビューしたが、翌2011年はフォース・インディアの控えドライバーに甘んじた。フォース・インディアのレースドライバーに昇格した2012年シーズンに、63ポイントを獲得してドライバーランキング11位の成績を残したことが評価され、2013年シーズンにザウバー移籍を果たした。

2012年のレースドライバー2人と契約更新に至らなかったザウバーの2013年ドライバーラインアップはヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスだ。グティエレスはザウバーのリザーブドライバーからレースデビューを果たしたルーキードライバーであるため、ヒュルケンベルグはF1人生で初めて後輩ドライバーとタッグを組んでいる。

「答えるのが難しい質問だと思うな、だって僕を取り巻く状況は本当に大きく変わったんだ」ザウバーのスポンサー企業デクラのインタビューで、ヒュルケンベルグはこう話している。

ヒュルケンベルグは、ようやく状況がひとまわりしたようだと言い、かつて自分がウィリアムズからデビューしたときにそうだったように、新人のグティエレスの手本となっている、と先輩らしい面をのぞかせた。

「僕がウィリアムズで新人ドライバーだったときには、18年選手のルーベンス(バリチェロ)がF1最多出場記録を更新していた」

「僕もF1ドライバーとして2年の経験を積んで、自分とエステバンの間には、デビュー当時の自分とルーベンスにあったほどの差がないって感じてるんだ」

「でも、いまの状況の方が気に入っている。僕の方がF1に長くいて、このスポーツを長く経験しているからアドバンテージがあるよね」

ルーキーをチームメートにもつということは、経験年数でアドバンテージを得られる一方でプレッシャーがかかるのも事実。3年目のドライバーならば、ルーキードライバーに勝って当然だと見られるためだ。

「当然、僕はチームメートに勝つって思われてるだろうね」

「だけど、エステバンを甘くみるのは間違ってるよ。エステバンはものすごく速くて、僕自身も彼から学ぶものがあるんだ」

「それ以外は、2010年シーズンや2012年シーズンとあまり変わらないかな。自分の経験値が高くても低くても、常に全力でチームメートと戦うのは同じだよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック