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北朝鮮のミサイル問題、F1韓国GP開催に影響か

2013年04月11日(木)12:56 pm

F1韓国GP(10月6日決勝)の開催に暗雲が漂い始めた。

北朝鮮が韓国との開戦をちらつかせ、日米韓を含む各国が警戒を強めている。外国人への退避勧告などは単なる威嚇だとする意見が大きいものの、油断はできない状態だ。

北朝鮮の対外的な宣伝業務を担うアジア太平洋平和委員会報道官は「朝鮮半島情勢は核戦争を目前にしている。アメリカと韓国の挑発行為が発端だ」と主張した。

また、北朝鮮のニュースは「全面的な、無慈悲な報復聖戦」になると伝え、「(北朝鮮は)この戦争で在韓外国人に犠牲が出ることを望まない。観光客を含むすべての外国人は避難および退避の策をとるべきだ」などとも伝えている。

しかし、アメリカ大使館が「政治的な緊張感はあるが、近々に脅威が迫っていることを示す情報はない」と話しているように、ヨーロッパの外交事情専門家も開戦の可能性は低いと見る。

「アメリカ大使館は韓国の危険情報を、渡航の是非の検討から変更する予定はありません」

しかし、偵察衛生の情報からは核兵器にも使用可能なミサイルの発射準備が整ったこともわかっており、アメリカ軍はグアムで迎撃体制を整えている。日本も自衛隊が各基地にPAC3を配備するなど、監視体制を強化した。

なお、中国は国境を封鎖し、「北朝鮮は退避勧告をだした」として、自国民に退避を促している。

国連の潘事務総長は「非常に危険な」状況に正しく対処しなければ、「制御不能」に陥ると懸念を示している。

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