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ピレリタイヤはF1にとって「チャンス」と語るブルツ

2013年04月10日(水)10:08 am

2013年のピレリタイヤに関してロータスが不当なアドバンテージを得ているという批判に対し、元F1ドライバーのアレックス・ブルツが反論した。

ピレリは、2011年からF1にタイヤを供給しているが、当初はトヨタの2009年型車を使用して開発していた。その後2012年は、ルノー(現ロータス)の2010年型車R30を使用して2013年用のF1タイヤをテストしてきた。

ロータスは2013年F1開幕戦オーストラリアGPで、ライバルチームより1回少ないピットストップ作戦で優勝した。今年のロータスは、デザインの基本哲学でR30を受け継いでいるため、ピレリの2013年用タイヤに最も合っているのではないかと見る者もいる。

「ピレリタイヤがこのタイプのクルマに合うように設計されているのは明らかだ」

「現在のロータスは、同じDNAを持っているんだ」とレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは先月話している。

しかしブルツは、こうした主張は不適切だとしている。

「ピレリが使えるテストカーをそれぞれのチームが用意することもできた」とブルツは『Spox』に語った。「だけど、ほかのチームはどこもやりたがらなかった」

「彼ら(ロータス)が恩恵を得ているとは思わない」

「標準的なタイヤだ。みんなテストの回数は同じだし、このタイヤに適応したり開発したりする時間も同じだ」

「全員が同じ問題に取り組んでいるんだ。知恵を絞って競争を勝ち抜き、うまいやり方を見つけようと努力している」

「これはチャンスだよ。デメリットではない」とブルツは締めくくった。

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