ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)は、チームが開発競争についていけるかどうか心配しているようだ。
2014年にF1のエンジン規定が大幅に変わるため、各チームは、今季のマシンの改良と平行して、来季のマシン開発も行わなければならない。『Speedweek(スピードウィーク)』によると、フォース・インディアのように予算の上で中小規模のチームにとっては、それが大きな支障になるのではないかとディ・レスタは語ったという。
「僕たちは、トップチームより設備も人員も劣る」
「これは不利になるよ。ある時点で、開発を2014年のクルマにシフトする必要が出てくるだろう。それまでに本当にしっかり開発をしておかなきゃならない。(2013年マシンの開発を)6月か7月にはやめなきゃならないだろうからね」
しかし、ディ・レスタがこうした懸念を口にすること自体を問題視する者もいる。昨シーズン後半にディ・レスタの調子が下降気味だったのは、2013年にトップチームで走るチャンスを逃して落胆したことと関連があるのではないかというのだ。
「ポール・ディ・レスタは、しょっちゅう不満をこぼしているように見える」とある情報筋が話していたと『Speedweek(スピードウィーク)』は伝えている。
「それより、チームメートを倒すことに集中しているところを見たいね」