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ディ・レスタ、打倒マクラーレンに自信

2013年04月04日(木)12:40 pm

2013年F1シーズン開幕前にはマクラーレン入りがうわさされながらもかなわず、フォース・インディアに残留したポール・ディ・レスタが、今や打倒マクラーレンを掲げている。

ルイス・ハミルトンのメルセデスAMG移籍によりあいたマクラーレンのレースシートをめぐっては、多くのドライバーが候補に挙げられていた。ディ・レスタは有力候補の1人に数えられたが、マクラーレンが選んだのは2012年シーズンにザウバーで印象的な走りをしてみせたセルジオ・ペレスだった。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ディ・レスタとペレスは甲乙つけがたかったが、「きん差で」ペレスとの契約を選んだと語っている。

フォース・インディアとマクラーレンの技術提携は終了の見込みだが、2013年シーズンが開幕すると、マクラーレンの革新的な新車MP4-28よりフォース・インディアのVJM06が力を見せた。

事実、マクラーレンは2戦を終えて4ポイントしか獲得できていない一方でフォース・インディアは10ポイントを取っている。しかも、マレーシアGPでフォース・インディアには、タイヤ交換に使うホイールナットのシステムに故障が発生し、2台ともリタイアしていた。

この状況をディ・レスタが喜んでいないはずもなく、『PA Sport(PAスポーツ)』にこう話している。「マクラーレンの仕事には敬意を抱いているよ」

「今は調子を落としているが、マクラーレンはきっと復活する。だけど、僕たちも前を譲るつもりはない」

そして、14日(日)決勝の第3戦中国GPでマクラーレンが直接対決するのはフォース・インディアだ、と自信をのぞかせる。

「今のところ、僕たちのペースはみんなが思っていたよりずっと速いし、ほかのチームが(マレーシアGPから中国GPまでの)2週間で縮められるような差じゃないさ」

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