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レッドブルオーナー、ライコネンも候補

2013年04月03日(水)9:30 am

レッドブルのチームオーナーであるディートリッヒ・マテシッツが、マーク・ウェバー(レッドブル)の後任候補にキミ・ライコネン(ロータス)の名前を挙げた。

F1第2戦マレーシアGPでは、順位を指示する「マルチ21」という暗号がチームから出ていたにもかかわらず、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がそれを無視し、ウェバーを抜いて優勝した。この一件で激怒したウェバーは、来年以降ベッテルのチームメートになることを拒否するのではないかとうわさされている。

レッドブルの創業者であるマテシッツは、熱心なウェバーの支持者と見られてきたが、ウェバーが今年いっぱいでチームを去る可能性を否定していない。

「引退するかどうかは、彼が選ぶことだ」とマテシッツは『Speedweek(スピードウィーク)』に語った。

「(しかし)マークは間違いなく2014年の候補だ」

「彼のことは、いつでも歓迎する。それは、速い若手も同じだ。例えば、トロ・ロッソのベルニュやリチャルドのような若手のことだ」

「悪いね。あらゆる可能性を保留にしているそつのない返事だということは分かっているが、実際そうなんだ。それ以外は全部、憶測に過ぎない」

興味深いのは、マテシッツが2014年にレッドブルで走る可能性のあるドライバーとして、ライコネンの名前を挙げたことだ。ライコネンは、ベッテルとも親しいことが知られている。

マテシッツはこれまでも、インタビューなどでひん繁にライコネンの名前を挙げている。また、ライコネンがF1を離れてラリーに参戦した2010年と2011年には、そのスポンサーもした。

ライコネンについてマテシッツはこう話した。「キミはクールで速い。常に候補のひとりだ」

ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、ウェバーがポルシェと「すでに接触した」と伝えている。2014年、ル・マン24時間耐久レースに参戦するポルシェの新たなプロトタイプチームに関してだという。

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