インディカー開幕戦セントピータースバーグの予選が23日(土)に行われ、AJフォイト・レーシングの佐藤琢磨が2番手になり、最前列から決勝をスタートする。
【現地直送写真】2013年インディカー開幕前テスト(全10枚)
昨年のインディ500では最終周まで優勝を争っていた琢磨。インディ参戦4年目になる今年は初優勝への期待も高まっている。開幕戦セントピータースバーグでは、予選前のフリー走行でトップタイムを記録するなど、好調なスタートを切っていた。
予選では、ペンスキーのウィル・パワーがトップタイムを記録し、セントピータースバーグで4年連続のポールポジションを獲得。琢磨はパワーに次ぐ2番手タイムを記録しており、決勝を最前列からスタートすることになった。3番手はKVレーシングのシモーナ・シルベストロだった。
琢磨は予選後、次のように語っている。
「とてもいいですね。これでチームのモチベーションが非常に高くなりました。チームは冬のテストプログラムへ必死に取り組んでいました。今回もなかなかのバランスでここへ来ることができ、予選に向けてうまく調整できました。予選の1回目、2回目、3回目とも僕たちは2番手だったんです。チームとしては完ぺきな結果ですし、僕としてもうれしいです」