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ベッテル、ライバルでもライコネンは友人

2013年03月24日(日)13:18 pm

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は史上最年少4連覇を賭けて2013年F1シーズンに挑んでいるが、開幕戦の勝利は友人でもあるキミ・ライコネン(ロータス)に奪われた。しかし、ベッテルはチャンピオン争いのライバルになってもライコネンとの友情は変わらないと話している。

ベッテルとライコネンはF1ドライバー同士には珍しく仲が良く、スイスにある2人の自宅が近いこともあり、バドミントンの試合を楽しむ友人同士なのだ。

しかし、この2人が直接F1チャンピオンを争う機会はこれまではなかった。ライコネンは2007年にチャンピオンになり、ベッテルがチャンピオンになった2010年シーズンからF1を離れていた。ベッテルがF1で3連覇を達成した2012年シーズンにF1へ復帰したライコネンは、年間ランキングで3位になったが優勝は1回のみで、有力なチャンピオン候補とは目されていなかった。

しかし、2013年シーズンは様子が違う。開幕戦で優勝したライコネンは、ベッテルの4連覇を阻む最大のライバルになる可能性があるのだ。この事実が、彼ら2人の友情にひびを入れることにはならないのだろうかと疑問が残る。

「(ライバルと友人の)2つのことを分けて考えないといけないよね」と、ベッテルがドイツの『Bild(ビルト)』に語る。

「どっちにしても、僕たちはすごく仲がいいけど、別にパドックでヒマさえあれば一緒にいる、っていう関係じゃないよ」

開幕戦F1オーストラリアGPの表彰台でも仲の良い様子を見せていたベッテルとライコネンについて、『Bild(ビルト)』のフランク・シュナイダー記者は「ライコネンとベッテルはまったく違う」と表している。

「ライコネンはタトゥーを入れているし、タバコも吸えば酒も飲む。一方、ベッテルはそういったスキャンダルとは無縁だ」

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