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メルセデスAMG、ニック・フライのCEO退任を正式発表

2013年03月23日(土)12:50 pm

メルセデスAMGが、チームCEOのニック・フライは4月初旬に現在の役職から退くことを正式発表した。今後は少なくとも2014年末まで、コンサルタントとして営業面でチームのサポートを続ける。

この人事により、今までフライが遂行してきた職務はチーム新会長で株式の30%を握るトト・ヴォルフが引き継ぎ、チーム代表のロス・ブラウンとともに日々の業務でより多くの役割を果たすことになる。

ニック・フライ
「これまで11年間にわたってこのチームで仕事ができた私は、ほんとうに恵まれている。チームを初勝利に導いたことと、2009年に成し遂げたドライバーズとコンストラクターズ(チーム部門)の両選手権制覇は特に、今でも大きな誇りだ。世界で重要な位置を占める企業のうち数社から経営面で支援を得られたことも、コース上の結果と等しく大きな成果といえる。その結果チームは将来の成功を目指すうえで強固な基盤を築けたのだから」

「私は、メルセデスAMGペトロナスが、F1で最高のビジネスチャンスを提供しているチームだと信じる。今後、さらに何年にもわたってチームならびにパートナーのサポートを続けていきたい」

トト・ヴォルフ
「10年以上もブラックリーのチームを支えてくれたニックに感謝している。メルセデスAMGペトロナスは、F1でメルセデス・ベンツと手を組みたいという世界一流のパートナー企業と強力なネットワークを構築している。われわれはさらに努力してパートナーの忠誠心に報いるつもりだ。また将来は、まだF1に縁のない企業も引き入れたい。そうしたゴールに向かって、引き続きニックが近くからチームを支えてくれることになってうれしい」

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