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マクラーレン、ウェバーのECU不具合について謝罪

2013年03月21日(木)13:11 pm

2013年F1開幕戦オーストラリアGPでマーク・ウェバー(レッドブル)に出たECUのトラブルについて、マクラーレンが謝罪した。

オーストラリアGPはウェバーの母国グランプリだったが、予選で2位を獲得しながらスタートで大きく出遅れ、さらにはKERS(運動エネルギー回生システム)にも問題を抱えてしまった。その原因は、電子制御ユニットであるECUの不具合だった。これに対し、ホーナーはレース後次のように話していた。「どうしてECUが機能しなかったのかは、マクラーレンに聞いてくれないか」

すべてのF1チームは、マクラーレンの子会社であるマクラーレン・エレクトロニック・システムズ(MES)が製造した共通のECUを使用することが義務付けられている。

2013年のECUユニットは、来年のV6ターボエンジン移行を前にアップグレードされたものだが、シーズン前のF1テストから数々のトラブルを引き起こしていた。

しかし、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはオーストラリアGP後、今回の不具合はレッドブルの責任である可能性も示唆した。

「ECUのセットアップの仕方によっては、自分で問題を引き起こしてしまうこともあり得る。しかし、調査はする」

だが結局、この調査の結果を受けて、マクラーレンはレッドブルに謝罪した。

メディア向けの声明でMESは、ウェバーのユニットに「ソフトウエアに起因する問題」があったと認めている。

「これによってレーススタートに向けた準備を妨害してしまったことについて、マークとチームに謝罪する。レッドブルとともに再発防止のために取り組んでいるところだ」とマクラーレンは声明で述べた。

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