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ケーターハム、F1撤退のうわさを否定

2013年03月21日(木)17:14 pm

ケーターハムのチームオーナー、トニー・フェルナンデスはF1プロジェクトへの興味を失った。チームはやがてシャッターを下ろすかもしれない。そんなうわさがパドックを駆けめぐり、チーム側は否定に必死だ。

マレーシアの実業家フェルナンデスは昨年末、チームの権限をシリル・アビテブールに譲った。

さらに、評価の高かったヘイキ・コバライネンに代えて、2013年はドライバーを2人とも持ち込みスポンサーでシートを獲得するペイドライバーにした。そおのため、ケーターハムがグリッド最後尾から中団に躍進するチャンスは永遠に遠ざかったと見る関係者が多い。

案の定、先週末のF1開幕戦オーストラリアGPの予選では、ケーターハムのマシン2台が仲よく最後尾グリッドを占め、決勝でも2周遅れでゴールしている。

しかし、ケーターハムCEOのリアド・アスマットは、『Speed Week(スピードウィーク)』で次のようにうわさを否定する。

「私の記憶が定かなら、2010年のF1参入以来ずっと、いわゆるチームの低迷が指摘されている」

「われわれはすでに新たなターボ時代に向けて投資に踏み切った」ということから、2014年の新規定を前にケーターハムがF1から撤退する意思はないと思われる。アスマットはさらに、こう続けている。

「チームを閉めるなら、なぜわれわれは、わざわざそんな投資をするんだろうね?」

「F1はわれわれのビジネスモデルの中で大きな位置を占めている。もっといえば、企業理念の根幹を成しているのだ」

「以上ふたつの理由から、われわれが撤退するなどといったうわさはナンセンスだ。ケーターハムは今年も来年も、さらに何年にもわたってF1を続けるよ」

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