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ヴァン・デル・ガルデ「このレースのために、新しいヘルメットのデザインを考えた」

2013年03月21日(木)16:30 pm

ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP(3月24日決勝)に向けて意気込みを語った。

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「日曜(第1戦オーストラリアGP)のあと、すぐにマレーシアへ来たんだ。暑さに慣れるのが大事だからね。去年ここでGP2のレースをしたけれど、F1は肉体的にも精神的にも、さらに上の準備が必要だ。だから、トレーナーのカルロスと一緒にプログラムをびっしり作ってあるよ。どのセッションでもマシンに乗り込んだときにちゃんと準備できているようにね」

「その準備の中でも、水分補給は特に大切だ。今週はずっと、車内で大量の水分を補給することになる。決勝では、約6リットルにもなるんだよ。それから、この環境にすぐ慣れるよう、できるだけ外で、エアコンから離れて過ごすようにする」

「コースについては、セパンは面白い課題を与えてくれるサーキットだ。シーズン前のテストでもオーストラリアでも、路面温度が今週ほど高かったことはない。それに、サーキットの路面も週末の間に相当良くなるから、金曜日から日曜日まで、タイヤの性能劣化のレベルをコントロールすることが鍵になるだろうね。でも、オーストラリアでも僕たちのマシンはプライムタイヤ(硬め)でいい走りをしていたから、今週末はそれを手がかりに進めることになる」

「クルマは、セパンでは高いダウンフォースレベルで走ることになる。それは1周通して効果を発揮するけれど、フリー走行で取り組む一番大事な部分は、超高速コーナーのペースを最大限まで高めることだ。エンジニアからこういう話を聞いたよ。F1に参戦した2010年以来ずっと、チームのクルマは温度が高いほどいいパフォーマンスを見せてきた。以前トニー(フェルナンデス/ケーターハム・グループ会長)が言っていたのによると、それは、チームがマレーシアの魂を持っているからなんだって。だから、今年もそれが続いているか見てみよう!」

「セパンのサーキットを離れても、本当に忙しい1週間になる。実は、待ちきれない気持ちなんだ。去年はマレーシアのファンから素晴らしい歓迎を受けた。今年は、トニーとカマルディン(ビン・メラヌン/チーム副代表)のふるさとでレースができて、きっと最高の気分だろうね」

「このレースのために、特別なサプライズを計画しているんだ。新しいヘルメットのデザインを考えたんだけれど、マレーシアのファンもすごく気に入ると思うよ。今週中にデザインをお披露目するから、みんながどんな反応をするか、わくわくしているよ。ドライバーのヘルメットは、何かをかっこよく表現する一番の方法だ。僕にとっては、ホームレースを戦うことがいかに大きいことかを示すものになる。始まるのが待ちきれない。きっと最高の1週間になるよ!」

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