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タイヤに問題を抱えていたベッテル

2013年03月19日(火)12:59 pm

シーズン前のF1合同テストで各チームを悩ませたタイヤの減り。開幕戦F1オーストラリアGPで優勝したのは、いちばんタイヤにやさしい走りをしたロータスのキミ・ライコネンだった。

「2ストップなんて、僕には無理だったよ」と、このようにブラジルのモータースポーツ情報サイト『Totalrace(トタルレース)』に語るのは、フェリペ・マッサ(フェラーリ)。

2位に入賞したチームメートのフェルナンド・アロンソは次のように語っている。「(ロータスは)いったい何をしたんだろうね。僕には分からないよ」

確かにトップ6で完走したドライバーのうち、2ストップ作戦を敢行したのはライコネンだけだった。

ポールからスタートしたディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)ならこう語るだろうと、ドイツ『Bild(ビルト)』紙は、次のような憶測を掲載している。「ハングリー・ハイジ(ベッテルが命名した2013年型自車の愛称)がタイヤを食べちゃった」

レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコ博士は、「タイヤの摩耗がひどかった」と打ち明けた。

しかし、ヨーロッパからやってきたF1サーカスが予想したよりオーストラリアの気候が涼しかったのも事実だ。レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーも、第2戦マレーシアGPの行方に興味津々だ。

今週末のクアラルンプールは間違いなく暑いだろうが、雨になることも考えられる。

開幕戦終了後の17日(日)、ベッテルは次のように語っていた。「質問には質問で答えようじゃないか。マレーシアに行ったことはあるかい? あそこは毎日、雨が降るのさ!」

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