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ブリアトーレ「マッサが満足しているはずがない」

2013年03月19日(火)8:54 am

2013年シーズン開幕戦のF1オーストラリアGP(3月17日実施)では、週末を通じて競争力があることを証明してみせたフェリペ・マッサ(フェラーリ)だったが、今季もフェラーリの“ナンバー2ドライバー”の役割を担うことに変わりはないようだ。

オーストラリアGPの序盤でマッサは、現役最強ドライバーと目されているチームメートのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の前を走り、トップを走行していたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に迫る気迫あふれる走りを見せていた。しかし、フェラーリは2回目のタイヤ交換でアロンソを先にピットインさせることを選択。数周遅れてピットインしたマッサは、アロンソの前でコースへ戻ることができなかった。結果的に、アロンソは2位でフィニッシュ。マッサは4位となり、表彰台に一歩手が届かなかった。

かつてルノーのマネジングディレクターを務めていたフラビオ・ブリアトーレは、イタリアのメディアに対し、「フェリペが満足しているはずがない」と述べた。

現にマッサはレース後、スペインのTV局『Antena 3(アンテナ3)』に「優勝争いをしていたのに、4位に終わったんだから、もちろん満足はしていない」とコメントしている。

また、「2回目のピットストップを行うまでは、順調だった。フェルナンドが先にピットインしたとき、早すぎるんじゃないかって思ったけど、結果的に正しい判断だった」と話した。

さらに、「正直、少しフラストレーションを感じている。だって、ピットストップ以外では順位を失わなかったんだから」と『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』に語った。スペインの『El Confidential(コンフィデンシアル)』にも「フェルナンドに先をこされた時、動揺してしまった。順位を2つも落としてしまったあの場面が、あのレースで唯一の問題だった」と述べ、明暗を分けたピットストップのタイミングを悔やんだ。

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