ケーターハムのシャルル・ピックは、アルバート・パーク・サーキットで行われたF1オーストラリアGP決勝を22番手からスタートし、16位だった。
【結果】F1開幕戦オーストラリアGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
シャルル・ピック
「それほど悪いレースじゃなかったよ。もちろん、もっと上でフィニッシュしたほうがいいけれど、シーズンのこの時期としては、今の実力をよく反映していると思う」
「スーパーソフトタイヤ(軟らかめ)でスタートして、1回目のピットストップまで、ペースはまあまあだった。でも、タイヤがあっという間に劣化してしまったんだ。反対に、ミディアムタイヤ(硬め)に履き替えたら、タイヤの性能低下のレベルがすごく良くなって、2回目のピットストップまでの間、予定していたより長く攻め続けることができた。おかげで戦うことができたよ」
「残念ながら、レース終盤にKERS(運動エネルギー回生システム)がダメになった。それで本来のペースが出せず、プライムタイヤ(硬め)の摩耗が少ないという良さを生かし切ることができなかったんだ」
「序盤の数戦は、今回と似たようなレースになることは分かっている。でも、これまで自分たちがやってきたことを考えると、すごく面白いシーズンになりそうだ。次のレースに向けて、細かい点で取り組むべきことはいくつもあるけれど、本物の勝負ができそうで、うれしいよ。チームにとってもファンにとってもいいことだ。これからどう展開するか見てみよう」