ケーターハムのシャルル・ピックは、アルバート・パーク・サーキットで行われたF1オーストラリアGPフリー走行3回目で19周を周回し、ベストタイムは1分30秒959で16番手。雨となった予選でのベストタイムは1分50秒626で、トップタイムの107%以内のタイムを記録することができず、記録上は予選不通過となった。ただ、予選時のコンディションやフリー走行時のタイムが考慮され、決勝への出走は認められるものと考えられる。
【結果】F1開幕戦オーストラリアGP予選Q1、各ドライバーのタイム、タイム差など
シャルル・ピック
「ときどき予選では今日みたいなことが起こるものだ。もちろん、望んでいたような位置で終えることはできなかったけれど、セッション全体を見ればかなり良かったと思うよ。特にセッション半ばではかなりいいタイムが刻めていた」
「セッションの残り時間が5分ほどになったところでインターミディエイト(水量が少ないとき用のレインタイヤ)に交換したけれど、その最初のラップはとても難しかったよ。水たまりがたくさんあって、クルマをコースから外さないようにするのが大変だった。でもその状態はかなり短時間のうちに改善されたので攻め始めたんだ。ところが、白線を踏んでスピンしてしまい、バリアにぶつかってしまったんだ。それでピットに戻らなくてはならなかった。それまではかなり速く走れていたのに、運がなかったよ」
「今日のようなコンディションの中でも、僕らの前を行く多くのクルマと同じようにいいペースで走れていた。でも、当然ながら、そのまま最後まで走りきることが大切なんだけど、今日はそれができなかった。でもあのようなスピードが出せたということは前向きに受け止められるものだよ」