ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは、アルバート・パーク・サーキットで行われたF1オーストラリアGPフリー走行3回目で20周を周回し、ベストタイムは1分30秒598で15番手。雨となった予選では1分49秒519のベストタイムを刻んだものの21番手に終わり、Q1敗退となった。
【結果】F1開幕戦オーストラリアGP予選Q1、各ドライバーのタイム、タイム差など
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「正直に言って今日の結果にはがっかりしているよ。もっと上位に行けたはずだったからね。昨日の夜の間にクルマにかなりの変更を加えたんだけど、フリー走行3回目ではかなりよくなったと感じていた。だからいい感じで予選に臨めそうだと思っていたよ」
「もちろん、予選の開始時刻が遅れたのは理想的なことではなかったけれど、僕はとても落ち着いていたし、コースに出るのを楽しみにしていた。誰にとっても状況は同じだったけれど、コースに出たらとても難しかった。最初の周回時に水たまりに突っ込んでしまい、スピンしてコースをはずれてしまったんだ。それで、ノーズを交換するためにピットへ戻るしかなかった。でも、チームのみんなは素早く作業をこなして僕をまたコースに送り出してくれたし、調子もよかったよ」
「予選Q1の残り時間が数分となったところでインターミディエイト(水量が少ないとき用のレインタイヤ)に交換したら、クルマの感じもすごくよかった。最後の周回はうまく走れていたんだけど、黄旗が2本振られていたのでスピードを落とすしかなかったんだ。それで僕のチャンスは消えてしまったよ。もっと上位で終えることができていたはずだけに残念だよ。でも時にはこういうことも起こるものさ」
「これからレースに向けての準備作業に取り組むよ。スタートではトラブルに巻き込まれないようにしなくてはならないし、僕にとって初めてのグランプリを最後まで走りきることに集中しないとね。もしまた雨になっても、少なくともコースがどういう状態になるかは分かっているし、それを楽しみにしているよ」