キミ・ライコネン(ロータス)は、お金のためにF1で走っているという批判を否定した。
ライコネンは、2009年末にフェラーリを離れていったんF1を去り、2年間ラリーなどに参戦して、2012年にロータスからF1に戻ってきた。復帰1年目ながら、第18戦アブダビGPで優勝し、ランキング3位という好成績でシーズンを終えている。
獲得ポイントによってボーナスが支給される契約をチームと交わしているため、昨年ライコネンに支払われた金額は相当額にのぼったと見られている。
「自分の仕事に対して、きちんとした報酬をもらっている」というライコネンのコメントをフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』が伝えている。
「多いときもあれば、それほどでもないときもあった。でも、お金だけが動機なら、F1にはいないだろう」
「安全になったとはいえ、リスクも高いからね」とライコネンは締めくくっている。